基礎情報

 

 マラウイ共和国は、アフリカ南部に位置する、ザンビア、タンザニア、モザンビークに挟まれた内陸国です。面積は11万8480平方キロメートル、ほぼ北海道と九州を合わせた大きさです。うち20％を湖が占めています。首都はリロングウェです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■通貨

マラウイの通貨はマラウイ･クワチャ（KまたはMKW）。760クワチャ＝約1米ドル＝約100円（2019年7月現在）。2000K, 1000K, 500K, 200K, 100K, 50K, 20Kの紙幣、10K, 5K, 1Kのコインがあります。主要なホテルやレストランでは、クレジットカードも利用可能です。

【両替】

入国時は空港ビル内（１階）の銀行で外貨をクワチャに交換することが出来ます。出国時もクワチャから米ドルなどに換金することが出来ますが、基本的に外貨保有量が少ないため多額の換金は難しいと考えて下さい。銀行でも両替可能ですが、リロングウェ、ブランヤイアなどの大都市では街中に外貨両替所があり、銀行よりもレートが良いです。

 

■電圧、ソケット情報

（1）電圧

マラウイの家庭用電源は交流240V、50Hzです。日本仕様の電気製品を使用する場合、変圧装置は240V用にすることが望ましいですが、高価で重量のある変圧器を用意しなくてはいけません。

（2）コンセント、モジュラージャックの形

現地のプラグの形状は角型3ピン（BF型）で、イギリスなどと同じです。電気製品を日本から持ち込む場合は、現地のコンセントに接続するために必要な個数のアダプターを、あわせて持参することを薦めます。丸型2ピンのプラグ（SE型）も使用できます。

 

■気候

マラウイは亜熱帯気候に属しています。11月から4月までの雨季に725～2500ミリの雨がまとまって降ります。5月から8月は冷乾季で平均気温が17～27度と、比較的過ごしやすい気候となっています。乾季でも9月から10月にかけては特に暑く、気温が25～37度にまで上昇します。

 

■日本からの行き方

日本から飛行機の直行便はありません。

 

マラウイ航空Malawian Airlines：

タンザニアのダルエスサラーム (Dar es Salaam)、南アフリカのヨハネスブルク (Johannesburg)、ジンバブエのハラレ (Harare)、或いはザンビアのルサカ (Lusaka) より、リロングウェやブランタイヤへの便を利用できます。

 

エチオピア航空 (Ethiopian Airlines)：

アジス・アベバ(Addis Ababa)よりリロングウェへの便が利用できます。

ケニア航空(Kenya Airways) ：ケニアのナイロビ(Nairobi)より、リロングウェ(直行及びルサカ経由)やハラレ経由ブランタイヤの便を利用できます。

 

南アフリカ航空(South African Airways)：

ヨハネスブルクより、リロングウェやブランタイヤへの便を利用できます。

 

【空港からリロングウェ市内】

空港ではタクシーが数台客待ちしています。車の整備状況はあまりよくないですが、利用に問題はありません。必ず乗る前に値段を交渉して決めてください。

タクシー代は、リロングウェ市内にある主要ホテルまで10,000 MK程度（2014年7月現在）です。